アソミです。
この記事では、「チーズはどこへ消えた?」(英題:Who moved my cheese?)をオーディブルで読んだ(聞いた)感想、英語学習への活かし方を書きました。
悩めるワーママたちに是非読んでほしい本です。
Contents
「チーズはどこへ消えた?」がワーママにオススメな理由は?
1.変化が多いワーママに、ヒントを与えてくれる内容
2.使われている英語がわかりやすい
変化が多いワーママに、ヒントを与えてくれる内容
「チーズはどこへ消えた?」は、変化に対しての心がまえや、どう行動していくべきかを教えてくれます。
ダイレクトに方法は書いていないのですが、読み終わるころには「次、自分はどう動くか?」というビジョンが見えてくるはずです。
働くママは、人生の岐路に立たされることが多いですよね。
・2人目(3人目)どうする?
・もう一人できたら、育休とって続ける?転職する?
・マミートラック?私の昇進や出世は見込めないの?
・いつフルタイムに戻る?家族との時間は?
・仕事を変える?それとも仕事のやり方を変える?
・子供の体が弱くて、休んでばっかり...もうやめた方がいいのかな?
・旦那さんや自分の転勤の可能性が出てきた...
・実家との同居問題、どうしよう...
・親の介護がそろそろ必要になりそう...
などなど、仕事だけに関わらず、あなたを取り巻く環境は、短いサイクルでめまぐるしく変わっていきます。
あなたにとって、「変わること」「変化」という言葉はどんな印象ですか?
こわい?
ワクワクする?
今あなたが置かれている状況によって、感じ方は様々かと思います。
「チーズはどこへ消えた?」は、人生を揺るがす変化に対して、どう動いたら良いかのヒントを与えてくれる本です。
使われている英語がわかりやすい
私はオーディブルで英語版を聴いたのですが、出てくる英語がやさしめなので、英語学習もかねて、読み(聴き)進めていきました。
英語自体は難しくないのですが、ストーリーや登場人物に特徴があります。
読み(聴き)進めていく中で、前情報として私自身が欲しかった情報を書き記しましたので、読む前の参考にしていただければ嬉しいです。
登場人物の特徴を知っておこう
登場人物は4人。
聞いているだけだと、最初は誰が誰だかわかりません。
私は、何の知識もないままオーディブルで物語を聴き始めたので、しばらくの間4人いるキャラクターの名前と性格がわからないままでした。
脱落しやすいポイントは「英語の難しさ」
ではなく、「登場人物の相関関係」
でした。
聴いているだけでは内容が整理しにくいので、以下に登場人物をまとめました。
登場人物と性格がわかっていると、聴いたときに内容が頭に入りやすいので、参考にしてみてくださいね。
「チーズはどこへ消えた?」の登場人物4人
「チーズはどこへ消えた?」の本編には、2匹のネズミと2人の小人が登場します。
ネズミは、
Sniff(スニッフ):鋭い嗅覚をもっていて、チーズの場所を探し当てる
Scurry(スカリー): ひたすら道を突き進む行動力がある
小人は
Hem(ヘム):自分からは何も行動せず、新しいことを何も学ぼうとしない、変わろうとしない人。
Haw(ホー):自分から環境を変えることを恐れていたが、一歩踏み出す勇気を持っていた。
それぞれの名前が持つ英語の意味も、キャラクターをよく表していますよ。
Sniff……においをかぐ、~をかぎつける
Scurry……急いで行く、素早く動く
Hem……閉じ込める、取り囲む
Haw……口ごもる、笑う
「チーズはどこへ消えた?」に出てくる名言3選
チーズはどこへ消えた?に出てくるフレーズは、刺さるものがたくさんありました。
すべて書くとネタバレしてしまうので、3つ抜粋します。
Better late than never.
遅くなっても、やらないよりはいい
When you change what you believe, you change what you do.
人は考えが変わると、行動が変わる。
Movement in a new direction helps you to find new cheese.
新しい方向に進めば、新しいチーズが見つかる。
続いて、オーディブル版(英語)で聴いたときに感じた「気になった点」「良かった点」を書いていきます。
チーズはどこへ消えた?(オーディブル英語版)の唯一気になった点
ナレーターがしゃがれ声のおじさん(失礼)
ナレーターの声がしゃがれ気味で、正直聞き取りにくい印象でした・・
ただ繰り返し聞いているうちに耳が慣れて、今は聞き取りにくさは感じません。
まぁ、希望を言うなら女性の声で聴けたら良かったな。
チーズはどこへ消えた?(オーディブル英語版)の良かった点3つ
1.英語学習と自己啓発が同時にできる
2.短い話なのですぐに読める
3.繰り返し聞くことで、内容がわかるようになる
英語学習と自己啓発が同時にできる
チーズはどこへ消えた?は分かりやすくするために物語調に書かれていますが、書かれている内容は、「自己啓発」そのものです。
「自己啓発」と聞いてうさん臭さを感じる方もいるかもしれませんが、この本は変化に対する心構えを書いたものなので、安心して大丈夫です。
使われている英語も、難しい表現は少なめ。
再生スピードをゆっくりにすれば、理解できるレベルの英語でした。
英語も自己啓発もできて一石二鳥。
短い話なのですぐに読める
チーズはどこへ消えた?の英語版の再生時間は1時間40分ほどです。
この本は、本編の他にもディスカッションの章があり、本編は46分くらい。
もちろんディスカッションの章(実生活に絡めた話)もおもしろいので、聴くメリットが大いにありますよ。
毎日少しずつ聞いてもちょうどよいボリュームでした。
繰り返し聞くことで、内容がわかるようになる
チーズはどこへ消えた?に限った話ではありませんが、やはりまとまった量の英語を聞くと、一度だけでは理解しにくいものです。
ただ、チーズはどこへ消えた?の英語は、上述した通り分かりやすいものが多いので、繰り返し聞くことにより、内容の理解度がどんどん上がっていきます。
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あなたにとっての「チーズ」って、何でしょう?
ここで、たとえ話をします。
例1.
あなたは仕事で上司に呼ばれて、管理職・昇進の話をされました。
上司からの信頼を得ていること、また日ごろの努力を認めてくれたことに、嬉しい気持ちになります。
でもあなたはまだお子さんが小さいこともあり、即答ができません。
例2.
長年務めている職場で、すでに仕事内容はよくわかっています。
でも、今のあなたには、その仕事を通して成長できる要素がどうしても見つかりません。
仕事をただ淡々とこなす毎日で、刺激もない。
あなたには、昔から頭の隅に「起業してみたい、自分のやりたいように仕事をしてみたい」という気持ちがあります。
でも、会社を辞めたら収入は?子どもの保育園は?という不安があり、動くことができないままでいます。
決めるのはもちろんあなたです。
少しでもワクワクする気持ちがあるなら、「今の私には無理」とか、「子供が・・」とか、
「できない理由」を探すのではなく、「新たな環境で楽しんでいる自分」を想像してみてほしいです。
想像した未来の自分が詳細に思い描けているなら、あなたにとって変わることは、良い方向に進むでしょう。
「チーズはどこへ消えた?」は、そんなあなたがどう動いていくのが良いのか、そっと背中を押してくれるような内容が詰まっています。
まとめ:チーズはどこへ消えた?は、悩める人生に光を照らしてくれる1冊
大きな変化の前には小さな変化が起こるもの。
小さな変化を感じ取り、大きな変化の前に行動したり備えておけば、急な変化にも動じないですみます。
何も備えないまま、ただ起こったことをうらんで、変化が起きる前の状態を求めても、なにも変わりません。
変化を受け入れて、新しい世界に飛び込んでいけば、あなたにとってフレッシュでもっと良いチーズに出会えます。
私自身も、外資系企業をリストラされたときに、周りで起こっていた小さい変化に気づいていながら、すぐに行動しませんでした。
当時の私がこの本に出会っていたら、もう少し早く行動していたら、また違う結果になっていただろうと思います。
もし「チーズはどこへ消えた?」をまだ読んだことがないなら、読んでみてくださいね。
「今のあなた」と「これからのあなた」について考える良い機会になりますよ。
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