子ども英会話講師はとてつもなく大変な仕事。元講師がリアルな本音を語ります

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子ども英会話の先生って、大変なのかな?

家庭との両立は可能?

この記事では、元子ども英会話講師として4年ほど勤務していた私の実体験を、話せる範囲で暴露します。


まず結論から言うと、子ども英会話講師の仕事は本当に大変です。

(どんな点が大変だったかは記事内にて説明します)

そのため、軽い気持ちで子ども英会話の先生を目指すべきではありません

採用されてから、「思っていたのと違った・・・」では、生徒である子どもたちにも迷惑がかかってしまいます。

実際に英会話の先生という仕事は、子ども達の成長を目の当たりにできたり、保護者と信頼関係を築けたときにはこの上ないやりがいを感じられるものでした。

記事本文をお読みいただき、大変でもやりたいと思う方にこそトライしていただきたいです。


この記事を書いている人(アソミ)
某大手子ども英会話専門校にて4年勤務
担当した生徒数は1,000人ほど
ティーチングに加え、運営側も経験

子ども英会話講師のココが大変!



まず、私が働いていたスクールで大変だったと感じた点を挙げていきます。



※職場環境は会社によって異なりますが、英会話業界には共通することが多いです。


  1. 数字を追う:先生も営業する
  2. レッスンの準備はすべて時間外に行う
  3. 保護者の対応が大変
  4. やんちゃなクラスのコントロールが悩みの種
  5. レッスン以外の業務が膨大



数字を追う:先生も営業する

英会話スクールといっても、ふたを開ければそこは利益を求める会社です。

先生はレッスンをするだけでなく、以下の営業活動を求められました。

  • 新入生の獲得(新規・兄弟・復学など)
  • 追加レッスンの獲得(補講・強化セミナーなど)
  • 教材の販売


講師は普段からレッスンの実施や準備、子ども・保護者のフォローでてんてこ舞いです。

さらに空いている時間で(平日の午前中などレッスンがない時など)、営業活動をする必要がありました。

営業することに慣れていなかった私は、話をするときにしどろもどろになってしまうこともありました。。


レッスンの準備はすべて時間外に行う

私の働いていたスクールでは、業務時間内にレッスンの準備はできないルールになっていました。

良いレッスンを提供するためには準備が不可欠なのに、です。

そのため、出勤前や帰宅後に睡眠時間をけずり、レッスンプランの作成・教材づくりをすることになります。


保護者の対応が大変

保護者はほとんどが良い方ばかりでしたが、何人かはモンスターも紛れ込んでいます。

モンスターまでいかなくても、クレーマーもけっこういました。ものすごく神経質だったり否定的な保護者もいました。

アンケートに色々とネガティブなことを書かれたり、マネージャーに私の悪口を言ってきたりと、落ち込むことも多かったです。

反省するべきところは反省し、どうしようもない言いがかりについてはスルースキルを身に着けて、何とかやり過ごすしかないですね。


やんちゃなクラスのコントロールが悩みの種

幼児や小学校低学年のクラスでは、やんちゃな子が多いとレッスンがまぁ進まないです。



大声で指示をしても聞いていません。

楽しいアクティビティーの時は順番をめぐってケンカになったり、時間を守らなかったり。

時間内にレッスンを終わらせるのは至難の業でした。


レッスン以外の業務が膨大⇒サービス残業



上述した通り、レッスン準備や教材づくり・営業活動に加え、事務作業もありました。

事務作業は職場のパソコンでしかできないので、残業したり、休日出勤で作業していました。

職場にもよりますが、私のところは残業代が出なかったのですべてサービス残業でした。。


子ども英会話の先生になりたいなら、重視すべきポイント3つ



  • 担任制かどうか
  • 子どもの成長を自分事として喜べるか
  • 体力はあるか

担任制かどうか

英会話スクールは、担任制か否かによってだいぶハードさが変わります。

担任制の場合、曜日や時間が固定されているところがほとんどですね。

毎週同じ生徒を預かるということは、責任も重大です。

あなたやあなたの家族の都合では、簡単に休めない雰囲気のスクールも多いと思います。

担任制ではないスクールであれば、少しはスケジュールや家庭を優先して働けるでしょう。


子どもの成長を自分事として喜べるか



子ども英会話講師のいちばんのやりがいは、何といっても「自分の指導で生徒が成長し、それを近くで見られる」点です。

入会時より明らかに会話力が上がった、資格試験に合格できたなどの報告をいただくと、今までの苦労が報われた気持ちになりますね。


体力はあるか

子ども英会話講師の仕事はまさに「体力勝負」です。

レッスンが連続で入っていても、毎回全力を出さなければいけません。

いっしょにダンスをしたり歌ったり、大きな声で明るく接する必要があります。

先生が疲れていると、不思議なことに子どもたちもダレてしまうんですよね。


子ども英会話講師は本当に大変。でも自分も一緒に成長できる仕事

子ども英会話講師の仕事は、体力面・精神面ともにハードです。

実際に勤務する中で、3日でいなくなる先生・突然連絡がとれなくなる先生もたくさん見てきました。


ですが、子ども達の成長には目を見張るものがあり、あげた分の愛情を返してくれる子ども達には何度も勇気をもらいました

教えることを通して自分自身の英語力も上がりました

上手くいかないことや、ダメ出しをされて落ち込みながらも、人間としてたくさん成長させてもらえる仕事です。

あなたが子ども英会話講師を目指すなら、強い気持ちをもって臨んでもらいたいと思います。


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カテゴリ:ママの仕事 

プロフィール

 

管理人のアソミです。

  • スピークバディQ&A回答者
  • TOEIC955点
  • 元子ども英会話講師
  • 15年にわたり、英語を使った仕事を継続

の経験を活かし、「英語を正しく身に着けるための学習法」や「マインド」について発信していきます。

当メディアでは、第三者サービスによる広告を適正に配信しております。

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